「千年の古都」に新たな活力 中国・中央アジアサミット開催地・西安
お客様の声|西安金橋国際旅行会社(中国金橋国際旅行社西安支社)
西安の文化的シンボル:(左上から時計回りに)大雁塔、小雁塔、鐘楼、鼓楼。(組み合わせ写真、西安=新華社記者/劉瀟)
【新華社北京5月18日】中国・中央アジアサミットが18、19両日、陝西省西安市で開かれる。開催地の西安はどのような都市なのか、その魅力を紹介する。
▽悠久の歴史を持つ古都
西安は中国西部の重要な中心都市で、中華文明と中華民族の発祥の地の一つでもある。古代シルクロードの起点でもあった。都市として3100年余り、国都として1100年余りの歴史を持ち、13の王朝が栄枯盛衰を繰り返した。市内に残る文化的シンボルの一つ一つが古都西安の歴史を見守ってきた。
▽国際貿易ルート
「一帯一路」構想の下で生まれた国際定期貨物列車「中欧班列」は、今やユーラシア大陸の経済・貿易の懸け橋となっている。沿線国の経済を繁栄させるとともに、各国間の経済の結び付きを緊密にしてきた。中欧班列のうち、西安を始発着する「長安号」は2013年の運行開始以降、22年末までに4639本が運行された。長安号はこの10年、安定運行と時間効率性の高さをよりどころに、ルートの延伸や高速化、効率化を進め、高効率かつ低コストで良質なサービスを誇る国際貿易ルートを構築してきた。運行本数や貨物輸送量などの重要指標では全国の中欧班列をリードしている。
▽流行の先端を行く新しい都市
西安はここ数年、豊かな歴史文化資源を活用した都市の建設・再開発を進めている。市内にはさまざまな特色を持つ文化・商業エリアや新たなコンセプトの街並み、流行を取り入れたバザール、公園、キャンプ場が出現しており、人々の生活を豊かにするだけでなく、歴史的名所にも新たな活力を吹き込んでいる。
独自のブランド価値を持つ文化・観光関連の施設やイベント、商品などが国内外に広く知られるようになり、観光地としての魅力も年々高まっている。今年のメーデーの連休中(4月29日~5月3日)に同市を訪れた観光客は1330万5100人、観光収入は107億4600万元(1元=約20円)に上り、新型コロナウイルス流行前の2019年同時期に比べてもそれぞれ19・2%、29・6%増加した。(記者/沈氷潔)
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。